晴耕雨読。

梅雨に入りおうち時間が増えるこの時季、せめてこんなときこそ読まないまま埋もれていた本を、引っ張り出してみてはいかがでしょう？

雨ふりの日には気分をちょっと明るくしてくれる本、おうちでゆっくり読書するのにぴったりの本、かわいい表紙に癒される本を読みたくなりますね。

沢山ある本の中から今回モアプラスは湿っぽい雨の日をカラリとした気持ちにさせてくれる本をご紹介。

『風に乗ってきたメアリーポピンズ』

P・L・トラヴァース　岩波少年文庫

東風の吹く日に、こうもり傘につかまって、空からバンクス家にやってきた、ちょっと風変わりな保母の物語。彼女が語るお話は、子どもたちをふしぎな冒険の世界へと導きます。ユーモアと笑いのかげに人生の深みをのぞかせているこの作品は、『ピーター・パン』や『クマのプーさん』とならぶ、空想物語の代表作。

映画のイメージから愛情深い女性と思われがちですが、原作の彼女はもっとぶっとんだ性格。裏表のないカラリとした心が子どもたちや周囲の人を変えていく姿にスカッとします。

『風に乗ってきたメアリーポピンズ』を読んで雨でどんよりとした日をスカッとさせましょ！

【読書のお供に】

ライトな味わいが楽しめるミドリコーヒー(Shinzone)さんのオリジナルのコーヒー。程よく酸味が効いていて毎日飲んでも飽きないロースト具合。いつもと違ったこだわりのコーヒーを片手に読書してみてはいかがでしょうか。